不動産相続や建て替えの際して、
 どうすれば損をせず節約できるのか?


 慌てると失敗する古道具売却とゴミの整理

 遺品処分や相続・リフォーム・引越し、解体等、建物の中の物を急いで処分しなければ成らない場合等、皆さんほとんどの方が初体験です。。

 其の為、どうしても様々な妥協をしいられて、後で後悔されるケースがほとんどです。

 「急いでいたとは言え、後から考えるともったいない事をした」とか、「解体料が、中身のゴミの有料処分ですごく割り増しになってしまった。」

 「今になって思えば売れたかもしれないけれど、ゴミで処分したり、人にあげたりしたのだが、あの時はそんな余裕なんてなかったね」そんなお言葉を良く聞きます。

リサイクル苦悩

 このページでは、家財整理や遺品整理、引越しまたは実家の解体などで、 どうすれば効率が善いのか?。どうすれば損をしないのか?。ちょっと立ち止まって、一緒に考えていただくための場所です。

 どんなに急いでいても、重要なのは、依頼先とタイミングを間違えない事。実はこれが最も重要です。

 そして、同時にそれは面倒な事でも、難しいことでも在りません。慌てず、今起きている出来事を「片付けて」みることが大切です。


遺品処分・相続・整理・ゴミ処分の前に・・・。

 世の中には遺品処理やゴミ処分屋さん、または解体屋さんと言う専門職があります。

 もしもの時、たいへん心強い存在です。

 葬儀屋さんからの推薦や、ネットの広告やタウンページ等を見て、ご葬儀等の後に、慌てて電話されるケースが多いのです。

しかし、少しまってください。

 冷静な時になら充分わかることなのですが、遺品整理やゴミ処分業とは、部屋やお家の「片づけ」に対して、お客さんがお金を支払うのが大前提のサービスです。

 もちろん、買取りをしている所も在りますが、あくまでメインはお客さんに請求するビジネスの分野です。お客さんが料金を請求する側になる業者に先に依頼すべきなのです。

 結局は、古道具や骨董を専門とするものでも難しい査定を、本業でも無い他業種のプロがわかるわけはありません。

 つまり、建物を売るのに、解体屋さんに電話している様な物です。

 今、処分しようとされている骨董や古道具類が混ざった雑多な品々には、それなりの値段の「売れる物」がたくさん潜んでいます。 それだけでなく、専門業者に売れば逆に「処分する物」は減ります。ゴミ処分や遺品整理にかかる費用を大幅に削減する事も可能に成ります。

 ゴミ処理や遺品整理をされている業者さんの多くが、安価にまたは無料で引き取った品を、専門業者に転売している現状について考えてみて下さい。

 それなら、「買取」なんだから、リサイクル屋さんだ!と思われると思いますが、ブランド品や宝石、古道具類や骨董品は鑑定に専門知識が必要なジャンルなのです。

 しかるべき場所で年月をかけて修行したり、学芸員の資格も持たないリサイクル屋さんに鑑定は果たして可能でしょうか?。

 リサイクル屋さんのほとんどが、古いものは基本は専門業者に転売するか、ヤフオク任せであること。つまり、古いものに関する限り、買取の能力は基本はないと言う前提を理解してください。

 貴金属やブランド物も同じで、専門業者でしっかりとした運営をしているところが一番高く買うというのがこれは大前提です。

 そして、仮に古いものの買取を依頼する場合に、もっとも損をしない近道は、最初に総合的な査定が出来る専門業者に依頼することです。

古民家の写真

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 大切なのは、まずは段取りを立てること。

 急なご不幸の場合などは、あわただしく色々と取り決めなければなりません。届出の変更や様々な手続きが必要になります。当然、同時進行で行うのは大変なことです。

 そういう時だからこそ、いろいろと漏れてしまうことも多くなります。必ず、 光熱費やインターネットなどの解約変更、免許証の返納、所得税の申告などは早めに済ませてしまうべきです。

 大変だからこそ、早く行えば問題も起きず早く済みます。そして、その際は必ず何か「一つの物」に記録する大学ノートでもパソコンでも構いません。

 メモなどに分けて記録すると紛失のリスクや、忘れてしまったなどの失敗に繋がる為、面倒でも、必ず一つにまとめることをお勧めします。

 そして故人の健康保険に葬儀料・埋葬料の請求、医療費が高額の場合は高額療養費のご請求も確認されるべきです。

 同時に実家建物などの相続や解体、売却などが起こる前に、内部財産の整理の目処を立てる為にも、家財の整理の段取りを立てます。

段取りする夫婦

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STEP.1 自分自身で全体を把握する。

 最初の家財整理は必ずご自分で!。

 品物は溢れ、部屋の隅まで何が在るのか分らない・・・。本当になんとかなるのだろうか・・・・。あなたは、そう考えられる事でしょう。

 ましてタイムリミットがある場合はプレッシャーもかかります。

 気持ちとして、遺品整理や実家の整理等、自分が把握しない品物ならば、ゴミに見えたりあるいは叩き売ったりするのは当然のお気持ちでしょう。

 お困りの場合、こんな解決の糸口があります。大変簡単で面倒ではありません。

 とりあえずホームセンターで「蛍光色の付箋(ポストイット)」を何色か買ってきてください。粘着力の強いものをお勧めします。

 そして、目的を色ごとに決めて、付箋をとりあえず、片付けなければならない家の家財道具に貼っていきます。そうです目印をつけるのだけです。

 持ち帰ったり保存するものは赤色。捨てるものは青色。誰かに上げるものは緑色
・・・という風に色分けします。これが後に別の事にも役立ちます。

 そして、こうしておいて本当に親しいご家族(親族ではなく家族です)だけを呼んで、この色分けの内容を話し合い調整します。

 「あれはもう処分しようよ」とか、「あれは〇〇さんにあげよう」とか、ご意見が出るはずです。それを簡単に付箋に書き留めていきます。こうしておけば、あとで家族による反対が出るということもないでしょう。

 そして、大体の方針が決まったら、ノートに部屋ごとの見取り図を書きます。ここに主要なものを控えておき、それらをデジカメなどで記録しておきます。

買取相談

 ここで注意しなければならないのは、上にも書きましたが、ご相談相手は必ずご家族で行ってください。 業界人としての実体験から申せば、義理で呼ばなければならないような親戚などにはこの時点で相談しないことを強くお勧めします。

 みなさん、よく後悔され、ぼやかれるのをよくお聞きするからです。

 欲というのは怖いもので、いざこうした段になると「あれもこれも」と何でも欲しがったり、勝手に持って帰ったり、逆に勝手に人を呼んで分けたり などということを始める人がいるからです。

 そして、こうしておいて次にプロを「手玉にとる」段階となります。


STEP.2 プロに選別をさせる。

 プロを利用する!。

 2日目

 ここで、最初に古道具の総合買取り業者を最初にご用命下さい。もちろん、弊社をご用命いただきたいのですが、ぜひタウンページなども比較されて、慎重に見極めていただければと思います。

 ここで厚かましくPRさせていただくと、弊社のシステムは買取から修復、小売までを系列で手がける独自のシステムを取っており、他店のように転売を目的としていません。 そのため、マージンが発生せず、他店には真似できない査定価格が何よりの誇りです。

 また、出張料も査定料も一切頂きませんし、仮に査定価格にご満足いただけなかった場合も一切費用請求はしません。当然、売却の強要なども一切致しません。

 なにより、私たちはブランド物も貴金属も、あれもこれも売ってくれとは絶対に言いませんから、ご安心ください。

 ただ、古道具の総合買取り業は、コンデションと年代や真贋の鑑定に、多少時間を要する場合があります(古道具が多かったり、大きい古民家の場合、査定だけで半日かかる場合もあります。)。弊社は徹底的に細かく査定するからです。

 ですので、逆に時間がかかる場合は査定するようなものがたくさんあり、丁寧な査定をしていると、ご理解いただけたらと思います。

 さて、やがて査定が終わり、私たちの場合はお客様立会いのもとで明細に基づき書面でご提示します。ご了承いただけたら初めて、現金即金でお代金をお支払いし、品物を梱包して積載いたします。

 さらに、わたくしたちは次の御処分時にリピートしていただけるように、お客様が誰に何を売れば良いの業界側から見たアドバイスを行う、独自の無料サービスも行っております。(ご紹介ではありませんのでマージンも発生しません)。

 ぜひプロを利用していただき、全体の状況を整理してもらえればと思います。

 さて、この段階ですでに容積を占めている昔の日用品といった雑多なものは減っています。古いお家であれば、内容がかなり把握しやすくなっています。

 そして、この段階から、最初に目印をつけておいた蛍光の付箋が効力を発揮します。

 買取り前に、目印をつけたものは「持ち帰って保存するもの」「次が決まっているもの」を査定や見積もりから除外するように、お呼びになった業者には「厳守するよう」先に指示する目印になるわけです。 こうして一日目は終了します。


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買取りアイテム



利用するサービスの内容把握

・総合古道具の買取り業
・専門オークション
・古美術商・骨董小売店
・質屋・貴金属等買取りチェーン
・古物骨董買取り専門業者
・リサイクルショップ
・家電等の無料回収
・地方自治体の無料サービス
・自治体の有料回収
・ゴミ処分・引っ越し処分サービス
・遺品整理業
・解体業

こうしたサービスでは、固体差がかなり存在しますが、業態はおおまかに左に示す通りです。
「古道具・骨董」の売却だけでも弊社の様な小売直営方式の買取り業から、専門店、小売店、買取り屋(転売屋)、リサイクルショップまで存在し、買取りの価格・守備範囲等も千差万別です。
初めに総合店に見せ、次に専門店、残りは買取りやさんに任せると高額に売却可能ですが、逆の順序で頼むとかなり損をされる事と成ります。

結果的に損をしない為には、サービスの業態やシステムを理解しそれを頭に入れて依頼すれば高額査定と処分料の一括削減が可能です。 業務詳細については業種別にリンクをしてありますのでクリックしてみて下さい。

STEP.3 高価なものを売り抜く

 3日目

 はじめのSTEPで、ご自分で処分の段取りを立て、2番目のSTEPで古道具類の総合買取り会社に品物の見極めをさせたそのあとです。

 3番目のSTEPは古美術商(掛け軸や刀剣、中国製品などの専門鑑定業)を、やはり評価額の高い「良いものがある」場合には呼ぶことになります。

 さらに、宝石類、貴金属、ブランド品、未開封の洋酒などもまた、品物の価値を把握しやすく売却先を決めやすいものです。これらも専門店に任せましょう。

 正規代理店があるような製品なら、中古品の査定などもする場合もあります。一部プレミアものを除けばほぼ正規店の下取りが最も高いというのも定評のあることです。

 さらに、貴金属でインゴットやコインの場合は必ず、刻印の社名と同じ会社に買取依頼してください。

 間違っても、質屋さんや貴金属買取店にゴールドバーなどは決して持ち込んではいけません。買取価格だけではなく、手数料を請求するところもありますから注意が必要です。

 さて、古美術分野の場合の業者の選別ですが専門分野に熟達し、実店舗を抱えている一流店に任せます。

 各分野にそれぞれ専門店があります(古美術分野についての詳細は「一流の鑑定家とは」を併せてお読みください)。 流通が多く専門鑑定に熟達しています。これらの一流の専門店はほぼ東京と京都に集中しており、 一般の方には敷居が高いと思われると思いますが、良いものがあれば必ず鑑定は行ってくれます。

 古美術分野で全分野鑑定可能と声だかに宣伝しているところは、回避すべきです(各美術倶楽部を除く)。 なぜなら、刀剣と甲冑でさえ、同じ武具分野ですが専門は分かれている世界で、例えば、絵画と陶磁器をともに完璧に鑑定できるなどいうことは決してないからです。

 刀剣の鑑定

日本刀剣保存会(NPO) 刀剣の鑑定を有料で行います。鑑定料 刀一振り (7000円)

http://nihontouken.org/


 洋画・絵画・掛け軸

思文閣 京都の老舗古美術店です。絵画に関しては内外業界でトップクラスです。

http://www.shibunkaku.co.jp/

秋華洞 東京・銀座の有名店です。絵画鑑定として前会長が特に著名です。

http://syukado.jp/

日動画廊 東京・銀座の老舗画廊です。洋画に関して特に有名な老舗です。

http://www.nichido-garo.co.jp/


 西洋美術全般

(資)寿屋 東京・青山の老舗古美術商です。創業は昭和10年の老舗です。

http://www.kotobukiya-art.com


 中国美術

 北京匡時国際オークション 日本事務所

書画や骨董、古書籍などの中国美術品の直営オークション。

http://www.japan-council.com/

※ 上記各社は弊社とは一切の提携関係にはありません。業界内での一般的な評価・風評を元に選定したものであり、 お客様が個別にご連絡をされて以降の一切の交渉・トラブル及び利益等には、一切保証するものではありません。 また、ご納得のいくお取引を保証するものではありませんのでその点もご了承ください。


 注意点

 国立および都道府県立の博物館や資料館も通常期間を定めて鑑定を行っています。国宝重文級の品物がある場合は、購入の意図で話がある場合もあります。 ただ、一般家庭にある骨董品レベルのもの工芸品などは当然鑑定の対象外ですし、それ以前に公共施設は時価評価額などを評価するものではありません。
 「本物か偽物か」「古いものか新しいものか」について、「良い物」を単品で見てもらうにはほぼリスクも存在せず、一般の方には特に安心です。
 しかし、「買取りをする」とか、「買取りをしてくれるところを聞く」という目的には不向きである点をご理解ください。

 なお、地域についての古文書や石碑、民俗資料などは、地域の歴史資産保護のためにも、地元郷土資料館・地元博物館への寄付をお勧めします。
 ただし、一般の方が考えられておられる以上に、生活用品遺物などの現物資料はすでに大量に所蔵している前提がある旨もご理解ください。 また、地方財政が悪化しており、予算の関係から「古物商に対して売れるもの」を郷土資料館などが無料の寄付を依頼される場合もありますが、 これは持たれている方側の考え方ひとつと言えるかと思います。資料館などへの寄付をお勧めするものがある場合は実際にアドバイスいたします。

 次の「4日目」から古書、切手などのコレクター品の買取り業。さらにブランドの買取り業者の順で呼んでいきます。


STEP.4 個別に現金化する

 4日目

 3日目で述べたような古美術店に見てもらうほどのものは無いという場合も、次のステップである。一般買取品の買取サービスを利用してください。

買取店イメージ

 古書や切手、洋酒、ゴルフ用品、釣り具、ブランド、貴金属などは専門の買取り業者に依頼すべきですし、量が少なく時間があるなら店頭で査定させるべきですが、 店頭持ち込みの場合は特商法の保護によるクーリングオフなどの消費者保護規定外です。その点はご注意ください。

 また、この段階で売れそうな品が数多くある場合は、当然現地に業者を直接呼ぶほうが効率が良いものとなります。出張買取りをする質屋チェーンなどを呼ぶのも考慮すべきです。

 これらの品物で特に切手、ブランド、貴金属などは評価がはっきりしており、一般の方でも判別しやすいので、ネットなどであらかじめ相場を把握できます。

 今はインターネットがある時代ですから、型番のわかるようなものは真贋を別にすれば、大体の販売価格と仕入れの価格をリサーチすることは可能です。また、業者の口コミもたくさんあります。

 焦らず、じっくりとこしをすえた業者選びをおすすめします。

ご注意

 古美術品や骨董の買取について関係の無いものまで売ることを要求してくる業者には、2013年改定の特商法ではっきりと拒否できます。 つまり、基本は店頭買取より、出張買取のほうが「売る側」にとって、8日間のクーリングオフ義務(業者が返品に応じる義務)がある分だけお客さん側に有利なのです。それを前提に「店に来い」とつよく薦める業者にも注意が必要です。

 さらに、特商法の定めにより(詳細は特商法の注意点をお読みください。)、お客様の買取り希望品目の買取り目的で来て、それ以外を「ついで」に売って欲しいというのは違法なのです。 もちろん、そうした特商法の知識の無い買取業者は当然NGです。

 詳細は下の特商法ペーシをご覧ください。。

特商法


STEP.5 無料でものを減らす。

 5日目

 価格を度外視すればものを減らしてくれるのは。資源再生業です。 つまり、この段階では高価に、または安定した価格で売ることの出来る」物品は、この時点ではほぼ残っていないわけですので、 それが資源再生業であるリサイクルショップ、再生資源回収業(古紙回収・金属回収・スクラップ業)などを活用する段階です。

 リサイクルショップが高値で買うのはブランド品や高年式の家電、時計、宝石などです。しかし、ブランド品や時計、宝石は前のステップの専門の買取店か質屋の方が評価に優れます。 ですから、リサイクルショップは不用品を売るというより、不用品を無料処分する所と割り切れば利用する価値があります。

 さて、業界の内幕をご説明しますと、実際には「全てを任せる形」で解体業に依頼される場合も、解体業に中身の有料処分を依頼する場合、 内実は元請けの解体業者や工務店はこれらの再生資源回収業(古紙回収・金属回収・スクラップ業・リサイクルショップ)を現場に呼ぶなどして、利益率を改善しています。 つまり、下の図を見ていただければお分かり頂けると思いますが、これらの業者さんを直接ご自分で呼んだほうが良いわけです。

容積の流れ

 2008年頃や、後の2015年前期まで世界中で資源価格が高騰した折は、資源再生業はかなり高値で金属などを買いに回りましたが、現在は鉄などはほぼ値がつきません。
それでも鉄くずは無料で引き取ってくれますし、銅などはある程度の量がまとまれば値段をつけます。

 ですので、この段階では量を減らす目的と割り切って。資源再生業を活用すれば解体費用などを圧縮することができます。

 最後に不用品が残っている場合は、地域コミュニティーを活用するという方法もあります。学校、幼稚園、老人会、作業所などのバザー用品を集めておられるところは多く、 引き取り手のない贈答品や古着なども引き取ってくれる場合がありますので、どこがそうした引取りを行っているかを地元行政などの担当窓口に問い合わせてみるという方法もおすすめです。


 

 欄外 都市近郊に増える無人回収施設とは?

 最近では都市部郊外に、「紙」「空き缶」「ダンボール」をセルフサービスで回収する再生資源無人回収施設があちこちに出来ています。 会社によっては無料回収ではなく、持ち込み量にあわせてTポイントなどのポイントを還元してくれるところもあります。

 「紙」「空き缶」「ダンボール」などを無料で投棄できますが、欠点はドライブスルー型なので自動車が必要なことと、所在地が地元の方にしかわかりにくい場合が多いことです。

 軽トラックや人手がある場合は、行政のクリーンセンターなどと合わせてぜひ活用していただきたい施設です。。

 

LAST STEP 有料処分の負担を減らす

 最終日

 最後に、有料の廃棄物処理の段階です。ここまでの幾つかのステップを踏めば、かなり容積量は減っているはずです。

 そして、最後のラストスパートです。

 ここからは有料処分です。お客様が可能であれば地域行政のクリーンセンターを利用をぜひ考慮に入れてください。

 人手があり軽トラックなどが用意できるのでしたら、ぜひ、クリーンセンターへ持ち込まれるべきです。

 料金は地域によりかなり違いがありますが、荷台の左右にホームセンターで売られているコンパネをたて軽トラックに山積みに満載しても、 ゴミの処分料金は3000円程度というところが行政の場合は大半です。

 そして実は、同じ行政での処分でも、大型ゴミの処分を、行政に「依頼する」場合と、自分でクリーンセンターなどに「持ち込む」のでは、 通常7〜10倍程度の料金の開きがあります。

 もちろん、地域によりかなり料金に開きがあります。地域によっては、空家対策などの特例によって、 清掃料金の補助や空家の所有住民による産廃の無料受け入れなどに積極的な行政もありますから、 充分に環境課などの行政窓口で下調べし、ご相談されることをおすすめいたします。軽トラなどはレンタカーで一日5000円程度で借りることができます。

 もちろん、「自分で捨てに行くのはちょっと・・・」という方は、当然、ゴミ処理業者や遺品整理業者に依頼されると思いますが、 料金体系などは業者間でかなり開きがありますので、 後でしまったということにならないように、丁寧に下調べされることをおすすめします。

 通常これで家屋内のものはなくなります。

 さて、さらにこれから建物の解体や敷地の整理が残っておられる場合は、庭石を「石屋業」、植木を「植木業」に相談され、その後、解体業に依頼されるべきです。

 最近は解体料金が高騰しておりますが、ある程度自分で主体的に動くことを前提に、どの部分を別の業者に依頼したり、自分でやるとコスト削減になるのかを、 全体の効率を考えながら、解体の際には細かい項目別の明細を解体業者や紹介してくれる工務店にご相談してください。

 これでおわりです。どうだったでしょうか?。少しでも重荷になっていたものが解決できましたなら、お役に立てて光栄です。 少しでもご参考になりましたのなら、文頭のイイネをお願い致します。

 「不動産相続や建て替えの際して、どうすれば損をせず節約できるのか?」おわり


 

 ご家族で窓口の一本化が必要。

 遺産相続や家屋処分等で善く在るケースですが、ご家族内で窓口となる責任者を決めないと混乱してしまいなかなか先に進まなくなります。

 家に関しての整理や処分にあたり、口出す人が沢山いる様な場合は、初めに全員で適任者を選択し、一括した交渉と金銭管理を一任する窓口を決定しておきましょう。

 また、領収書や請求書等を大学ノートにまとめてスクラップし、後で親族間のトラブルや物忘れからのトラブルにならないようにしましょう。

 窓口の適任者は通常はご長男・長女や年長者という事に成りますが、その他にも社会経験の在る方なら「時間の在る人」が有効な場合が在ります。

 各業者との交渉・管理や、役場などの窓口の適任者として、時間を節約した高率的な処理が可能に成ります。結果的に有利に物事を進める事が出来ます。親族間で事前に話し合って適任者を決めましょう。

 こうしておけば、不特定多数の業者・知人出入りによる事故・盗難の予防やスケジュール管理が効率的に行え、後でトラブルに成らない効果的な整理が可能に成ります。



買取プロセス
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 早め早めの決断で、失敗を防ぐ

 結構多いのが、解体等の直前や、遺品整理屋さんの処分の前に成って、「ちょっと待てよ・・・」という事で御依頼されるケースです。

 もちろん弊社の場合なら対応は可能ですが、通常の店鋪や古美術商の方ですと人員的にも時間的にも対応不可能の場合が多く、直前に慌てて結果的に損をされる話を多く聞きます。

 気が重くても、かならず、はやめはやめに時間に余裕を持って物事をすすめましょう。

 また、売却に際しては売るタイミングが必ず存在します。売るとなったら迅速に売却する決断力が必要と成ります。相場は変動していると言う点も念頭に!。

 結論として判断に鈍り、時間に余裕が無くなる程、損をしやすいと言う事は交渉や商談の基本です。また、窓口の一本化は決断の迅速化にも繋がりますので、ここでも意志統一のメリットは生きて来るわけです。


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